フローリングの染みは取れない?!研磨塗装(サンダー掛け)という方法
こんにちは。
フローリング屋さんです。
今回は、自宅などのフローリングに何かをこぼした染みなどをどうやって取るかという話をしていきます。
結論から言うと、フローリングに染み込んだ跡を取るのは難しいです。
木材の奥まで浸透してしまっている場合が多く
・色が目立たなくなる塗料で上塗りするか
・その部分のみ張り替えるか
くらいしか方法がない場合が多いです。
フローリングをその部分のみ張り替える場合は、
施工当時と同じ商品がまだ販売されていれば、張り替えることが出来ますが
何十年も前に建てた家ですと
その当時の商品がないこともあります。
そうすると、その部分のみ別の商品を張ることになるので
見た目のが変わってしまう可能性があります。
気にならない方は、張り替えがおすすめです。
ただ、もう1つ染みが消えるかもしれない方法があります。
世間的にはあまり知られていないですが、
フローリングを専門機械で研磨して(削る)、上から塗装を行う方法です。
主に、小学校・中学校等の文教関係のフローリングで行う施工方法で
一般住宅やマンションではあまり使われていない方法です。
なぜなら、研磨した際に木くずが広範囲に舞ってしまう可能性があるので
一般住宅には向いていないと判断されていることが多いです。
実際は、集塵袋等を使い、清掃をしっかりと行えば特に問題はないと考えているので
もし興味のある方はご連絡ください。
あまりにも奥底まで染みが浸透している場合は、
完璧にきれいになるとは言い切れないのでその辺りは相談しながらというかたちになります。
以上、参考になれば嬉しいです!